『 今年最初に見せたい絵 2021
明けましておめでとうこざいます。ギャラリートウドもおかげさまで数え4年目を迎えました。
今年もこのギャラリーに関わる作家・企画者各人が、それぞれに信じる芸術をお届けし、同じく芸術を愛する皆様にとっての、知覚を開く場所の一端となりえるよう、精進してまいります。
そんな本年最初の企画として、今回は地域・領域・スタイルも様々な9作家の「今年最初に見せたい絵」を紹介いたします。そこにあるのは伝統的祝賀か、はたまた次代への意思表明か。或いはそのどちらでもない何かか。
ぜひ皆様の目でお確かめいただき、思考していただけると幸いです。
※会場入口には除菌用のアルコールスプレーを配置させて頂きます。ご入場の際にご利用くださいませ。
●期間
2021年1月15日(金)〜1月24日(日) 
13:00-20:00 
金・土・日・祝日のみオープン
※都内の緊急事態宣言発令等の影響により、開催期間・日時に変更が生じる場合がございます。


●参加作家

・内田 百合香 / Yurika Uchida
1990年生まれ、日本と中国。
絵は信仰心や偶像崇拝、自分や他人のreligious backgroundについて。
生きるの好き好き選手権。
〈個展〉
2010年 「最初のお墓」(commune gallery )
2012年 「阿寒の記録」(ミームマシンギャラリー)
2014年 「ただ ただ わたし」(mograg garage)
2015年 「どんなことでもゆるしてあげる」(新宿眼科画廊)
2016年 「愛と正義の神様」(新宿眼科画廊)

・薬指 ささく / Sasaku Kusuriyubi
 和歌山県在住、ペインター。
原風景とアニミズムをモチーフに描く、日々の雑記を制作としている。



・幸得 冬花 / Fuyuka Kohtoku
1996年 三重県生まれ
2017年 奈良芸術短期大学 卒業 
    
個展
2020 神様のからだ アトリエ三月
グループ展
2019、2020    ことなる volvox
2020  Chaos Drawing vol.2 " NO CONTROL
    アトリエ三月
   身体を這う感覚 アトリエ三月
   菊花開く Gallery cafe DOODLE
リンク
https://khtoku.wixsite.com/kohtoku
・齋藤 祐平 / Yuhei Saito
1982年新潟県生まれ。古書店店主。
2001年から2015年まで、東京都を中心に展覧会を多数企画開催。2015年末に香川県高松市へ転居。2017年、妻の末度加と古書店YOMSを開業。現在は店舗運営の傍ら中四国を中心に年1回ほどのペースで個展を開催している。好きな作家は小島信夫、石牟礼道子、ローベルト・ムージルなど。絵を描くのは健康に良い。

・坂口 佳奈 / Kana Sakaguchi
略歴
1991年 熊本県生まれ
2017年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科 A コース卒業
2017年 武蔵野美術大学造形研究科修士課程美術専攻油絵コース
2019年 武蔵野美術大学造 形研究 科修士課程美術専攻油絵コース卒業
展示
2020年 木曽ペインティングスvol.4「村のオハナシ」(やぶはら/長野)
2020年 Gallery PARC [m@p]meet @ post :2nd. group 2019年あまらぶ アートラボ A-Lab Exhibition 「物語のものがたり」 さわひらき × 蓮沼昌宏 × 坂口佳奈・二木詩織(兵庫/尼崎)
2019年 Gallery PARC Art Competition 2020「キャンプができたらいいな」(Gallery PARC/京都)
2019年 武蔵野美術大学卒業・修了制作展(武蔵野美術大学 小平キャンパス) 
2019年 KISO PAIMTINGS voi.3 夜明けの家(大銭や / やぶはら 長野)
2017年 「克服展」(サンクトペテルブルク / ロシア)
・城 蛍 / Hotaru Tachi
略歴
1996 愛知県生まれ
個展
2020 「淡く目映く」Gallery Camellia/東京
2020 「あじさいと沐浴」MAKII MASARU FINE ARTS/東京
グループ展
2019 「スタジオMOKAHプレオープンスタジオ」スタジオMOKAH/東京
2019 「シブヤスタイル vol.13」西武渋谷/東京
2020 「FACE展2020」損保ジャパン日本興亜美術館/東京
2020 「絵画の河岸」TRiCERA MUSEUM/東京
2020 「シブヤスタイル vol.14」西武渋谷/東京
受賞
2020 「FACE展2020」入選

どこにでもある記憶の断片
持ち主はどこかの誰か、昔の自分、街灯に集まる蛾
その目の奥に横たわる負の光景
暗さ、弱さ、苛立ちと意気地なさ
描かれることで負が消える
造形されることで負が終わる
負のおしまい、負の浄化
そしてまたどこかで負は生まれ、繰り返す


・田内 泰生 / Taisei Tanouchi
2000   高知県生まれ
2020   武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 3年在籍
・個展
2020  ふやけた惑星/新宿眼科画廊(東京)
・グループ展
2020  ディスダンシング伝播箱/武蔵野美術大学2号館1F FAL(東京)

・堀田 知聖 / Tomoaki Hotta
新潟の田舎からいちいち出てきて東京に仕方なく住んでます。おまんまのための労働の傍ら、これといった理想や目標もなく漫然と一人で描いています。でも個展くらいはしてみたいなぁと思ったりするので、色々落ち着いたら適当に間借りしてやろうと思う昨今です。描いてない時は歩いたりバイク乗ったり、移動を目的に移動しがち。
https://hottatomoaki.tumblr.com/

・松平 莉奈 / Rina Matsudaira
1989年生まれ、兵庫県出身。東アジアの古典技法を学びながら、逸話や物語を独自の解釈で描く。国文学研究資料館「ないじぇる芸術共創ラボ」に2018年より参加。
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