

































『 駆ける線、繁茂する色』
●期間
2021年10月8日(金)〜10月24日(日)
13:00-20:00
金・土・日のみオープン
※都内の緊急事態宣言発令等の影響により、開催期間・日時に変更が生じる場合がございます。
●会場
gallery TOWED
●キュレーション
石山 さやか / Sayaka Ishiyama
1981年 埼玉県生まれ
イラストレーター・漫画家
著書に『サザンウィンドウ・サザンドア』(祥伝社)、『しんゆうだけどだいきらい』(岩崎書店)がある。
リンク:https://www.instagram.com/ishiyama_sayaka/
イラストレーター・漫画家
著書に『サザンウィンドウ・サザンドア』(祥伝社)、『しんゆうだけどだいきらい』(岩崎書店)がある。
リンク:https://www.instagram.com/ishiyama_sayaka/
『駆ける線、繁茂する色』について
この度gallery TOWEDさんにお声がけいただき、展示の企画を担当いたしました、イラストレーター・漫画家の石山と申します。
自分はジャンルに関わらず展示巡りが好きで、TOWEDさんも大好きなギャラリー(そもそも運営の内田さん、船戸さんががやっている『春のカド』が大好き)の一つです。
どんな展示にしようと考えたとき、はじめに「人物画」というキーワードが浮かびました。TOWEDはどちらかというと抽象画など人物主体でない作品を多く扱うイメージで、一方自分は(職業柄もあり)人物の入った絵を普段見ることが多いです。TOWEDで人物画中心の展示を行うことで、いつもと違う雰囲気が出せるかなと思いました。
また自分はドローイングが好きです。下書きを重ねた緊張感のある線もいいですが、勢いで計算なしにびゅっと引かれた線に特に惹かれます。そういうわけで自分が思うドローイングが好きな作家さん3人にお声がけして「モチーフに縛りはないので、今回はドローイング作品でお願いします」とお願いしました。
どんな展示にしようと考えたとき、はじめに「人物画」というキーワードが浮かびました。TOWEDはどちらかというと抽象画など人物主体でない作品を多く扱うイメージで、一方自分は(職業柄もあり)人物の入った絵を普段見ることが多いです。TOWEDで人物画中心の展示を行うことで、いつもと違う雰囲気が出せるかなと思いました。
また自分はドローイングが好きです。下書きを重ねた緊張感のある線もいいですが、勢いで計算なしにびゅっと引かれた線に特に惹かれます。そういうわけで自分が思うドローイングが好きな作家さん3人にお声がけして「モチーフに縛りはないので、今回はドローイング作品でお願いします」とお願いしました。
はじめに「人物画」と書きましたが、選んだ3人は「人物」それ自体を精緻に描くことに重きを置いているわけではないと自分は思っています。3人とも「人物」というフィルターを通して、感情だったり思い出だったり、容易には目に見えないものを掬い取ろうとする気構えのある人たちだと思っています。
色鉛筆をメインに、少し乾いたような、物語性のある世界を描く會本久美子さん。
色彩豊かに、静かだったり激しかったり様々な感情を抱えた女性を描く藤川さきさん。
そして草いきれと体温を感じさせる、湿度のある情景を描くみなはむさん。
色彩豊かに、静かだったり激しかったり様々な感情を抱えた女性を描く藤川さきさん。
そして草いきれと体温を感じさせる、湿度のある情景を描くみなはむさん。
それぞれしっかりと作風を持ち活躍している3人ですが、フィールドは少しずつ異なります。その三者のドローイングを並べることで、共通項や違い、全体に流れるしなやかで瑞々しい空気を感じてもらえたらと思います。
●作家
・會本 久美子 / Kumiko Emoto

1981年 千葉県生まれ
イラストレーター
イラストレーター
2018.7「海辺の夏休みのソーマトロープ」(個展/SUNNY BOY BOOKS)
2016.6「小さい魔法」(個展/Knot gallery, 巡回 bgm gallery and shop・L’illustre GalerieLE MONDE)
2011.4「べつの星」(グループ展/Utrecht now idea)
2010.9 「ひき出しの奥の神話」(個展/ギャラリー・エフ)
ほか
2016.6「小さい魔法」(個展/Knot gallery, 巡回 bgm gallery and shop・L’illustre GalerieLE MONDE)
2011.4「べつの星」(グループ展/Utrecht now idea)
2010.9 「ひき出しの奥の神話」(個展/ギャラリー・エフ)
ほか
・藤川 さき / Saki Fujikawa

1990 年 東京都生まれ
2013 年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業
身の回りの環境や対話から生まれた興味や疑問をもとに、作品制作を行なう。主に人の意思に通じた絵画表現を多く発表する。
[個展]
2012 年「petit ”GEISAI”#15 審査員賞受賞者展 藤川さき個展」hidari zingaro、東京
2015 年「日々と同期されるアート」d-labo ミッドタウン、東京
2015 年 「新世代への視点 2015 藤川さき展」ギャルリー東京ユマニテ、東京
2016 年「いきるをかける」マサタカコンテンポラリー、東京
2016 年「藤川さき個展」金魚空間、台北
2016 年「壊れなきゃ生まれない」Art Complex Center、東京
2017 年「王冠のプレゼント」絵本専門店青猫書房、東京
2017 年「藤川さき の 準ガラクタ」Art Complex Center、東京
2017 年「蟷螂の斧」ギャラリーondo、東京、大阪
2018 年「未知のためのエスキース」ギャラリーondo、東京、大阪
2018 年「未開の共存」Gallery Yukihira、東京
2019 年「祈りの断層」ギャラリーondo、東京、大阪
2020 年「痕跡への加筆」Gallery Yukihira、東京
2020 年「無濾過の絵具」River Coffee&Gallery、東京
2022年 日本、中国にて個展予定
[受賞]
2011 年「petit ”GEISAI”#15 審査員賞 ob 賞」受賞
2014 年「TAGBOAT ART FES 2014 審査員特別賞 杉田 鐡男(GALLERY MoMo)賞」受賞
2014 年「TAGBOAT ART FES 2014 審査員特別賞 森下 泰輔(アートラボ・トーキョー)賞」受賞
2013 年 多摩美術大学絵画学科油画専攻 卒業
身の回りの環境や対話から生まれた興味や疑問をもとに、作品制作を行なう。主に人の意思に通じた絵画表現を多く発表する。
[個展]
2012 年「petit ”GEISAI”#15 審査員賞受賞者展 藤川さき個展」hidari zingaro、東京
2015 年「日々と同期されるアート」d-labo ミッドタウン、東京
2015 年 「新世代への視点 2015 藤川さき展」ギャルリー東京ユマニテ、東京
2016 年「いきるをかける」マサタカコンテンポラリー、東京
2016 年「藤川さき個展」金魚空間、台北
2016 年「壊れなきゃ生まれない」Art Complex Center、東京
2017 年「王冠のプレゼント」絵本専門店青猫書房、東京
2017 年「藤川さき の 準ガラクタ」Art Complex Center、東京
2017 年「蟷螂の斧」ギャラリーondo、東京、大阪
2018 年「未知のためのエスキース」ギャラリーondo、東京、大阪
2018 年「未開の共存」Gallery Yukihira、東京
2019 年「祈りの断層」ギャラリーondo、東京、大阪
2020 年「痕跡への加筆」Gallery Yukihira、東京
2020 年「無濾過の絵具」River Coffee&Gallery、東京
2022年 日本、中国にて個展予定
[受賞]
2011 年「petit ”GEISAI”#15 審査員賞 ob 賞」受賞
2014 年「TAGBOAT ART FES 2014 審査員特別賞 杉田 鐡男(GALLERY MoMo)賞」受賞
2014 年「TAGBOAT ART FES 2014 審査員特別賞 森下 泰輔(アートラボ・トーキョー)賞」受賞
・みなはむ / Minahamu

1995年生まれ。武蔵野美術大学卒業。
少年少女と、植物や海のある風景を描くことが多い。
少年少女と、植物や海のある風景を描くことが多い。
近年の主な展示(個展)
2021年 「白いシャツ」FOLK old book store
2020年 「夏でした」FOLK old book store
「風と行き先」mangasick(台湾)
2019年 「みちくさ」タコシェ
2021年 「白いシャツ」FOLK old book store
2020年 「夏でした」FOLK old book store
「風と行き先」mangasick(台湾)
2019年 「みちくさ」タコシェ