『アトリエを抱えて歩く 』

●特設サイト


●期間
2024年7月19日(金)〜8月4日(日) 
13:00-19:00 
(会期中、金・土・日のみオープン)

●参加作家
 ペロンミ / 綱田康平 / 藤田明

●キュレーター
 藤田明

●コキュレーター
 gnck



展覧会に寄せる言葉
こんにちは。作家の藤田 明です。
私は自分の作品を「絵画インスタレーション」と呼んでいます。「インスタレーション」とつけるのは、絵画の枠におさまらない、空間との関係のもち方、響きあい方を重視しているからです。一方で、「絵画」とつけるのは、絵画がもつ豊かさを引き継いだり、その幅を広げていく仕事だと思っているからです。今回の企画は、「絵画の前後左右」、つまり絵画のもっている空間的な広がりや、時間的な広がりを見つめ、考える場にしようと考え、展示づくりを進めていきました。
同世代の作家たちの、作品の源泉となる場所や、作品が生まれるアトリエ、あるいは購入されたあとの作品が佇む空間を、実際に尋ねていく中で見えてきたことは、作品が生み出される具体的な場所としてのアトリエのほかにある、作家の中の「心的なアトリエ」のようなものの存在です。作家が作家然としていられる場としてアトリエを持つことで、作家であることが証明されるのではなく(物理的な支持体としてのアトリエは、もちろん必要なのですが)、真に芸術性が励起している瞬間としての心的なアトリエ。
流れるような生活のなかで、それぞれが感性のある眼を持って物事を見る瞬間があり、その時々の手元や頭の中で絵画が芽吹いているのです。
絵画が興る。その息遣いが伝わってくる展示にしようと思っています。是非ご覧ください。
(藤田 明)





ペロンミ / Pelonmi
1987年生まれ。仙台を拠点に活動。
https://www.instagram.com/pelonmi_/
個展    
 「エンペロピー」(LIGHTHOUSE GALLERY) 2024
グループ展    
 「帰路にまざまざと知る」(biscuit gallery)2024
 「天使たち」(ストロベリー・スーパーソニック)2024
木が集まって森みたいになっている部分に関心があります。オイルパステル、クレヨン、鉛筆を使って紙や木のパネルに描いています。描くモチーフはなるだけ普段の落書きに寄せています。


綱田 康平 / Kohei Tsunada
1988年、北九州市生まれ。東京在住。
京都市立芸術大学修士課程 修了。
https://www.instagram.com/tuna_work/
個展
 「斜光の記録」 (ニュースペース パ)2022
グループ展
 「松本竣介トリビュート」(gallery TOWED)2023
 「’Oumuamua」(gallery TOWED/art gallery opaltimes/OF)2023
「何を描いたか」ではなく「この世界とどのように対峙したか」を形に残したいというのが近年のテーマです。主にアクリル絵の具で制作していますが、上記を達成する上では技法への執着は特になく、様々な形式での出力を試みています。
いつも展覧会前に自分を追い込むように絵を描いていましたが、去年からスケッチ帳を持ち歩くようになって制作観のようなものが幾分変化しつつあります。
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藤田 明 / Mei Fujita

1990年、東京生まれ。東京を拠点に活動。
東京藝術大学先端芸術表現科卒業。ドイツバウハウス大学交換留学。
https://meifujita.myportfolio.com/

個展
 「river」(River Coffee & Gallery) 2023
グループ展
 「TAMATAMA FESTIVAL 2023」(旧多摩市立中央図書館) 2023

近作は、身近な草花が群生している風景やそこに潜む蟹をモチーフとし、オイルパステルやマスキング、ステンシルといった技法や、ハニカムパネル、木材やガラスなどの支持体をハイブリッドに用いた作品制作をおこない、絵画インスタレーションとして作品を展開しています。

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