
『Heurēka 』
展覧会のタイトル、heurēka(ヘウレーカ)は、古代ギリシア語で「私は見つけた!」という感嘆詞です。
gallery TOWEDは、駄菓子屋が隣にあり、商店街沿いという立地から、地域の人々の生活に根差した場所で、美術の可能性を探求してきました。
日本の美術教育では、長らく個人の感性や自由な表現を育む機会が少なかったため、美術に携わる人々も鑑賞者も、作品を見た際に自身の記憶・感覚・言葉に沿った感情を持ちづらくなっているように思います。また、美術を「分かる・分からない」の二分法で捉えたり、理解することを“教養“という言葉で閉じ込めてしまう傾向もあるように思います。
今回お声がけした3名の作家には、それぞれが「見つけ」培ってきた確固とした表現力・方法があります。鑑賞者側が作者の意図や作品の文脈をそのまま、またすぐに理解できなくとも、それぞれに何か「見つけた」と感じられるような鑑賞体験が芽生えたらいいな、と思い企画した展覧会です。
gallery TOWEDは、駄菓子屋が隣にあり、商店街沿いという立地から、地域の人々の生活に根差した場所で、美術の可能性を探求してきました。
日本の美術教育では、長らく個人の感性や自由な表現を育む機会が少なかったため、美術に携わる人々も鑑賞者も、作品を見た際に自身の記憶・感覚・言葉に沿った感情を持ちづらくなっているように思います。また、美術を「分かる・分からない」の二分法で捉えたり、理解することを“教養“という言葉で閉じ込めてしまう傾向もあるように思います。
今回お声がけした3名の作家には、それぞれが「見つけ」培ってきた確固とした表現力・方法があります。鑑賞者側が作者の意図や作品の文脈をそのまま、またすぐに理解できなくとも、それぞれに何か「見つけた」と感じられるような鑑賞体験が芽生えたらいいな、と思い企画した展覧会です。
●期間
2025年3月29日(土)〜4月26日(土)
13:00-19:00
(会期中、土・日のみオープン)
●会場
gallery TOWED 1階
●参加作家
小林紗織 / 小林亮平 / ポル・マロ
小林 紗織 / Saori Kobayashi

1988年神奈川県生まれ。2013年、音楽を聴き浮かんだ情景を五線譜に描き視覚化する試み「score drawing」の制作を開始。映画『うたのはじまり(バリアフリー上映版)』の絵字幕の作成など音にまつわる制作や、書籍の装画等を行う。「小指」名義で漫画家・随筆家としても活動、著作に「宇宙人の部屋」(ROADSIDERS)「偶偶放浪記」(白水社)
【個展】
「TRIP」(手と花/東京/2020)、
「project N 91 小林紗織」(東京オペラシティアートギャラリー/2023)、
【二人展・グループ展】
「3331 ART FAIR」(アーツ千代田3331/2021)
「語りの複数性」(東京都渋谷公園通りギャラリー/2021)
小林亮平 + 小林紗織 「お腹まで2時間35分」(NADiff Window Gallery/2021)
小林亮平 + 小林紗織 「人間音楽機」(Gallery noie/2024年)
【個展】
「TRIP」(手と花/東京/2020)、
「project N 91 小林紗織」(東京オペラシティアートギャラリー/2023)、
【二人展・グループ展】
「3331 ART FAIR」(アーツ千代田3331/2021)
「語りの複数性」(東京都渋谷公園通りギャラリー/2021)
小林亮平 + 小林紗織 「お腹まで2時間35分」(NADiff Window Gallery/2021)
小林亮平 + 小林紗織 「人間音楽機」(Gallery noie/2024年)
小林 亮平 / Ryohei Kobayashi

1975年大阪生まれ。1999年音響技術専門学校卒業。2001年音楽家として1stCD「MUNAAPOYU」発表(Hottroche名義)。カセットテープをツポールヌ名義で多数発表。茶柱にて絵の展示会を行う。2004年「音がバンド名」として1年間高円寺円盤にてウィークリーライブを行う。UPLINKギャラリーにて360°レコード「謎トロニカ展」参加。UPLINKより発表されたDVD作品「マイクロスケープ」に音楽で参加(ツポールヌ名義)。Hottrocheとして2ndCD「YOPAAKUYU WITH ME」を米ILLEGALARTより発表。TEAMDOYOBIのREMIX作品に参加(SKAM)。2005年LOSAPSON?「テレビ天使展」。2009年2月magical, ARTROOM『ヤマタカ EYE edition×土川藍+小林亮平』にて展示。
NADiff Window Gallery vol.69 小林亮平、小林紗織(2021年)
Gallery noie小林亮平 + 小林紗織 「人間音楽機」(2024年)
NADiff Window Gallery vol.69 小林亮平、小林紗織(2021年)
Gallery noie小林亮平 + 小林紗織 「人間音楽機」(2024年)
ポル・マロ / Pol Maló

(ペインティング、オブジェ、インスタレーション、サウンドアート、テキスト)
はなせないことをはなすトークシリーズArt Center Ongoing (2022-2024), 佐渡ヶ島Galaxy Art Festival (2022), Roppongi Crossing (2004森美術館), こもれび (2003 Mito Art Tower), Out the Window (2004 国際交流飢饉東京), Scetchy Pop-Ups (個展2004 Scai the Bathhouse), Phase of Post Music (コンサート 2000 ICC Intercommunications Center), Variations on a Silence (2005 Re-Tem Tokyo), 茶柱レコード レーブレと展示スペース付きレコード店 (1999-2025 店閉店 2001)
(painting, objects, installations, sound art, text)
Hanasenai Koto wo Hanasu, talk series, Art Center Ongoing (2022-2024), Sado Galaxy Art Festival (2022), Roppongi Crossing (2004 Mori Museum), Komorebi (2003 Mito Art Tower), Out the Window (2004 Japan Foundation Tokyo), Scetchy Pop-Ups (2004 Scai the Bathhouse, solo exhibition), Phase of Post Music (concert 2000 ICC Intercommunications Center), Variations on a Silence (2005 Re-Tem Tokyo), Cha-Bashira Records Tokyo, label, shop, exhibition space (1999-2025, shop 1999-2001)